石川県の産業構造の特徴は、中小企業ながらニッチトップ企業の割合が多く、組織形態として鍋蓋型となっている傾向があります。組織の生産性向上に向けた組織的観点からの人員配置や能力開発など持続的発展に向けては、トップ経営者と現場の作業者との間をつなぎ、マネージングできる「次世代リーダー」人材の養成が課題となっています。
金沢大学では石川、金沢の地域企業の成長に貢献するため、リーダーシップ研修や企業内変革支援の専門家とともにオンライン教材の提供およびワークショップを含む講義を実施し、リーダーシップや基礎的な経営理論、マネージング手法について修得できる次世代リーダーの育成に取り組みます。