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FOR A
CHALLENGER研究員希望の方へ
募集要項
フィールド | 未来に向け変革を進める福井県内企業等 福井県:https://www.pref.fukui.lg.jp/ 福井県立大学:https://www.fpu.ac.jp/ |
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期間 | 2024年9月〜2025年2月 |
ミッション | 各受入企業において、下記1〜3に取り組んでいただきます。
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求められる人物像 |
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活動資金 | 研究費や日常生活支援として、参画企業より30万/月(税別・計180万円)を支給 (各企業での活動においては個別に調整) |
応募期間 | 〜2024年7月28日(日)※募集は終了致しました。多数のご応募ありがとうございました。 |
応募条件 | プログラム期間中(2024年9月〜2025年2月)において
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応募後の流れ |
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「はたらきまなびRegional」オンラインフォームへ
福井県立大学の
協力研究員になる
メリット
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福井県立大学リカレント教育プログラム受講
福井県立大学が主催する「ゼミ」に参加し、大学教員による専門領域や地域に関する学びの機会を得ると共に、それぞれ派遣先企業での問題を共有しながら、協力して地域企業の課題分析や解決策の検討に取り組むことができます。
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地域企業での実践
ご自身のこれまでのご経験を企業経営の現場で活かし、実体験を通じて地域企業の「経営」を知る、または実践することで、自身の課題解決力を高め、また、ビジネスパーソンとしての新たなキャリアパスを形成する機会を得ることができます。
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地域関係者による活動サポート、
地域でのネットワーク構築プログラム期間中、大学を始め、行政や地域金融機関等の多くの地域関係者が、皆さまの活動をサポートいたしますので、地域に全く馴染みのない方でも、安心して地域での取り組みを進めていただけます。さらに、今後につながる地域でのネットワーク作りもできます。
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地方でのワーク・ライフをつくるための
大人のインターンシップの機会として活用可能約6か月間、福井県で暮らしながら、都市圏とは異なる地方でのワーク・ライフの経験を通じ、自分らしく働くことを考える機会を得ることができます。
地域の魅力を活かして働き暮らす生活スタイルづくりを試みる機会となります。
学び・ミッション遂行
の流れ
協力研究員は、週4日はマッチング先企業において経営課題の整理・解決を行いながら、週1日は福井県立大学のリカレントプログラム(「地方創生講義」「リスキリング講座」「課題解決演習」)で大学・教員等の知見を活用し、企業の課題解決をはじめ、企業と自身の付加価値づくりに取り組みます。
なお、半年後に開催する最終報告会にて、取り組み成果を発表します。
協力研究員
受入予定企業
受入予定企業は今後、順次追加される予定です。
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株式会社吉田機工
https://www.yoshida-kikou.co.jp/
- 業種
- 金属製品加工
- ミッションテーマ ①
- 持続的な「幸せづくり」を目指した生産体制の強化
- ミッション背景 ①
- 当社は大物の金属製品の溶接と機械加工を得意としており、機械加工に関しては大型のマシニングセンタを用いて切削加工や穴あけ加工を行っています。
マシンを操作するためのプログラムの入力作業は、各設備担当のオペレーターが現場で図面を見ながら手入力していますが、そのためオペレーターの能力・スキルへの依存度が高く、また設備や仕事が属人化しやすく、プログラム入力ミスによる加工トラブルも減少していない状況にあります。
この状況を改善するために、当社は2021年NCプログラム課を立ち上げ、CAD/CAMを選定・導入し、専任の社員を配置し、これまで各作業者が行ってきたプログラム作成の業務を、NCプログラム課が担っていくという新たな生産体制を目指しました。 ただ、狙った成果を得られていないのが現状です。 - ミッションテーマ ②
- 人材確保に向けた戦略策定と人材定着に向けた企業ブランディングの確立
- ミッション背景 ②
- 新卒採用活動において学生がSNSから情報を得る流れが大きくなっていることを実感しており、当社もその必要性を感じてはいるが、闇雲に発信してもマイナスブランディングになりかねないと具体的な活動に至っていないのが現状です。
当社の技術を持続的に継承していくためには、若手・中堅人材を確保するための「採用」・「定着」・「育成」をどのように図るべきか、具体的な戦略を策定する必要があります。
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株式会社岡本ペンキ店
- 業種
- 塗装工事業
- ミッションテーマ
- 新時代のマーケティングで、技術と塗装と自社ブランドをアピール
- ミッション背景
- 弊社は2017年に戸建塗替FCであるプロタイムズに加盟し、FC本部の助言も得ながら様々なマーケティングに対する取り組みを実施してきた。しかしながらSNSをはじめとするマーケティング媒体の変化は早く、その対応に追われるのみで「この地域で本当に効果的なマーケティング」が出来ていないと感じている。
私の考える「この地域で本当に効果的なマーケティング」とは、塗装の効果を知ってもらい、多くの塗料の魅力を知ってもらい、DIYも含めて塗装の技術を知ってもらい、岡本ペンキ店を知ってもらう。
そうすることで、営業的なマーケティングのみならず、採用にも通ずるマーケティング、そして既存社員が誇りを感じることが出来るブランドを目指す。
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株式会社アイビス高島
https://www.ibis-takashima.co.jp/
- 業種
- 製造業
- ミッションテーマ
- 従業員ファーストを継続していくための業務プロセスの改革(生産性向上)
- ミッション背景
- 弊社は、お客様が求めることはできる限り実現させる。という考えのもと、一般的に高級品と呼ばれる他社では簡単に製造できないような付加価値の高い製品を製造している。
これらの製品の製造工程の多くの部分は機械化が難しく、職人の手によるものが多いこと。また、誰にでもできるものではないことから一部の職人にかかる負荷が大きい。また、業務プロセスの管理についても一部の管理者に偏りが生じている。
以上のことから、受注製品を納期通りに生産するための生産管理システム作りと、一部の部署・人にかかっている負荷の低減、業務プロセスの改善・改革が急務となっている。生産性の向上を図ることで、働き方改革を進め、従業員ファーストを継続していきたい。
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社会福祉法人一乗谷友愛会
- 業種
- 福祉
- ミッションテーマ
- 介護現場及び事務全体における生産性向上を目的とした業務改善・組織体制の再構築
- ミッション背景
- 国内が人手不足の中、介護業界においても2040年には全国で69万人の介護職員が不足する状況です。介護サービス需要の増加への対応や介護人材の確保が喫緊の課題となっており、サービス提供の存続にも関わる重要な問題でもあります。こうした状況を踏まえ、介護現場の生産性向上の取組を通じた職場環境改善、生産性向上に資する介護ロボット・ICTの更なる導入を戦略的に図りたいと考えています。
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ユニフォームネクスト株式会社
- 業種
- 小売業
- ミッションテーマ
- 250億円の売上目標達成のための人材採用強化
- ミッション背景
- 業界シェア1位を更に拡大し、時価総額250億円を目指すため、新卒・キャリア採用の強化が課題。新社屋建築、人事専属担当を設けることで、5年程度は労働市場へのアピールが出来ていたが、売り手市場が加熱するなか、新卒では特に総合職の採用をもう少し底上げしたい状況。新卒インターン設計から早期囲い込み、採用後の教育プランなどの再設計が急務となっている。
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田中忠株式会社
- 業種
- 合繊織物製造業
- ミッションテーマ
- 「世界の合繊産地」として次世代の経営を見据えた経営基盤強化
- ミッション背景
- 大量生産から少ロット多品種への転換を進め、顧客ニーズに応える付加価値の高い製品の生産を行って参りました。また、一貫生産体制の強化を図り品質管理や納期管理の効率化し市場の信頼確保と拡大を行ってきました。
そのような中でコロナ禍による衣料品の需要低迷、コロナ禍後の原価高騰等の影響、さらには環境配慮型商品への急速な顧客ニーズの高まり等、大きな転嫁機にあります。
繊維産地福井において創業110年の歴史の中で培った技術、人財を武器に外部環境の変化に順応しているよう経営基盤強化を更に図り、持続可能な成長を続けていきたいと考えております。
そのためには、幾重にもなる製造工程ごとの原価管理が必要と考えており、その分野のエキスパートと協業することで、正確な原価把握を行い、根拠づけされた価格交渉を行いたいです。
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株式会社東谷自動車商会
- 業種
- 自動車補修部品関連卸売業、部品商
- ミッションテーマ
- 企業価値の向上 ~従業員の能力向上のための組織風土活性化~
- ミッション背景
- 当社において、一人一人の能力向上を取り組む上で、時代に即した労務体制(特に休日数、ジョブ型の給与構造など)やモチベーションの維持や向上の手法構築といった切り口の課題があります。
その課題を解決するために社内向けや社外向けに活動を定期的に発信することにより、会社の向っている方向性の把握やその中での自分の動き方や立ち位置の認知を深めることにより更なる能力向上が図れると考え、第一段階として主に社内向けにHPに様々な活動をアップできるようにしました。
これにより、一定の効果は得られました。次の段階は、目まぐるしく変化する時代の動きに会社方針をアジャストしていきますが、その都度の戦略会議などでは社内に肌間隔を浸透させるスピードが遅く感じているので、HPなどのITツールを駆使し、よりスピーディーに対応できる組織にしたいと思っている。
担当教員
担当教員は今後、順次追加される予定です。
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北島 啓嗣(きたじま ひろつぐ)写真中央
福井県立大学 副学長(地域連携)/経済学部経営学科 教授
- 略歴
- 三重県生まれ。企業等を経て2005年より福井県立大学。現在、福井県立大学経済学部・経済経営研究科教授。地域経済研究所兼担教員。中央大学経済研究所、政策文化研究所客員研究員。高橋亀吉賞受賞。専門はマーケティング、流通論。
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杉山 泰之(すぎやま やすゆき)写真右
福井県立大学 経済学部長/経済学部経済学科 教授
- 略歴
- 専門は国際経済学。特に、国際貿易論。福井県立大学経済学部講師、准教授を経て現職。おもな著作として、『Optimal Policy for Environmental Goods Trade in Asymmetric Oligopolistic Eco-industries』(共著)、『International Recycling Firm Joint Ventures and Optimal Recycling Standards』(共著)、『寡占の一般均衡における貿易自由化と環境の分析』(単著)など。
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杉山 友城(すぎやま ともき)写真左
福井県立大学 経済学部経営学科 教授
- 略歴
- 専門は、地域マネジメント、中小企業経営。地方自治体専門職、税務会計系コンサルティングファーム勤務等を経て、2019年4月より、福井県立大学へ。主な著書として、『地域創生と文化創造』(単著)、『新しい地方(ふるさと)を創る』など。
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