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FOR A
CHALLENGER研究員希望の方へ
募集要項
フィールド | 未来に向け変革を進める福井県内企業等 福井県:https://www.pref.fukui.lg.jp/ 福井県立大学:https://www.fpu.ac.jp/ |
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期間 | 2025年9月〜2026年2月 |
ミッション | 各受入企業において、下記1〜3に取り組んでいただきます。
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求められる人物像 |
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活動資金 | 研究費や日常生活支援として、参画企業より30万/月(税別・計180万円)を支給 (各企業での活動においては個別に調整) |
応募期間 | 〜2025年7月21日(月) |
応募条件 | プログラム期間中(2025年9月〜2026年2月)において
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応募後の流れ |
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「はたらきまなびRegional」オンラインフォームへ
福井県立大学の
協力研究員になる
メリット
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福井県立大学リカレント教育プログラム受講
福井県立大学が主催する「ゼミ」に参加し、大学教員による専門領域や地域に関する学びの機会を得ると共に、それぞれ派遣先企業での問題を共有しながら、協力して地域企業の課題分析や解決策の検討に取り組むことができます。
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地域企業での実践
ご自身のこれまでのご経験を企業経営の現場で活かし、実体験を通じて地域企業の「経営」を知る、または実践することで、自身の課題解決力を高め、また、ビジネスパーソンとしての新たなキャリアパスを形成する機会を得ることができます。
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地域関係者による活動サポート、
地域でのネットワーク構築プログラム期間中、大学を始め、行政や地域金融機関等の多くの地域関係者が、皆さまの活動をサポートいたしますので、地域に全く馴染みのない方でも、安心して地域での取り組みを進めていただけます。さらに、今後につながる地域でのネットワーク作りもできます。
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地方でのワーク・ライフをつくるための
大人のインターンシップの機会として活用可能約6か月間、福井県で暮らしながら、都市圏とは異なる地方でのワーク・ライフの経験を通じ、自分らしく働くことを考える機会を得ることができます。
地域の魅力を活かして働き暮らす生活スタイルづくりを試みる機会となります。
学び・ミッション遂行
の流れ
協力研究員は、週4日はマッチング先企業において経営課題の整理・解決を行いながら、週1日は福井県立大学のリカレントプログラム(「地方創生講義」「リスキリング講座」「課題解決演習」)で大学・教員等の知見を活用し、企業の課題解決をはじめ、企業と自身の付加価値づくりに取り組みます。
なお、半年後に開催する最終報告会にて、取り組み成果を発表します。
協力研究員
受入予定企業
受入予定企業は今後、順次追加される予定です。
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岸田産業株式会社
- 業種
- 卸売業・小売業
- ミッションテーマ
- 継続的事業拡大のための社内システム再構築
- ミッション背景
- 防災用品を主軸とする当社の事業は、近年、企業間取引、ECを通じて急成長しております。一方で、必要に応じて、場当たり的に導入した、各業務のシステムが個別に運用されており、情報の分断や連携を欠き、全体としてパフォーマンスを低下させてしまうことになりました。結果、業務効率や意思決定に支障が出ています。
拡大する国内の売り上げへの対応、将来的な海外展開も視野に入れると、属人的な運用から脱却し、仕組みで支える体制へと転換する必要があります。そのため、第三者視点での現状の整理と戦略的な支援を求めています。研究員の参画により、持続可能な成長に向けた土台を共に築きたいと考えています。
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株式会社TAS
- 業種
- 建設業、IT関連事業、商事業
- ミッションテーマ
- ① 配管工事の設計人材の育成
- ② 品質管理体制づくり
- ミッション背景
- 当社は大型プラント関連の工事を主力とする企業であり、 近年、 顧客からの配管工事に関する依頼が増加傾向にあります。これを安定的に請け負い、質の高い施工を維持するには、社内に設計機能を持つことが不可欠です。 しかし現在、 当社には①配管設計、②品質管理を担える人材がおらず、外注に依存している状況です。 本エントリーは、 配管設計に関する技術基盤の確立と、それに対応可能な人材確保を通じて、 顧客からの信頼に応えうる体制を構築したいという強い思いから行うものです。
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株式会社越前水産
https://echizentamuraya-fukui.com/
- 業種
- 製造・卸売
- ミッションテーマ
- 新規顧客獲得及び新商品開発の強化
- ミッション背景
- 当社は代表取締役社長の交代に伴い、新たな経営体制のもと、営業活動や商品企画の体制を再構築していく段階にあります。また、OEM・小売・商品販売において、取引先の状況に左右されやすい状況です。
今後はこの構造を見直し、新規取引先の開拓を通じて、安定した収益基盤の構築を目指す必要があります。
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黒龍酒造株式会社
- 業種
- 製造業
- ミッションテーマ
- 海外輸出業務のノウハウ向上、推進戦略の策定、担当人材の育成
- ミッション背景
- 当社は国内では一定の認知度と競争力を確立出来つつある状況ですが、海外展開については未だ本腰を入れた取り組みにまでは至っていない現状であり、収益面において更なる拡大余地があると考える状況です。
また、現地バイヤーや代理店との交渉力強化、各国市場の理解促進、ブランド認知の向上、今後の事業展開を構想するなかで、輸出業務を自律的かつ継続的に推進するための社内体制再整備を検討しています。
そのため、第三者の視点により現状を整理し、戦略的な輸出推進体制の構築と、実務を担う人材の育成を行いたいと考えています。
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明和工業株式会社
https://www.meiwakougyo.co.jp/
- 業種
- 建設業
- ミッションテーマ
- 社内教育制度の構築と定着
- ミッション背景
- 当社は法面専業者として45年以上の経験と知識があるものの、今後の企業の発展には人材採用・育成の体制強化が不可欠です。
自社独自の教育制度に取り組んでいますが、社員一人ひとりの習熟度やニーズに十分対応しきれず、活用が定着しないままになっているのが現状です。
将来にわたり安定した組織運営を実現するためにも、教育制度の再構築を行いたい。
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北陸化工株式会社
http://www.hokurikukako.ecnet.jp/
- 業種
- 染色整理業
- ミッションテーマ
- 品質改善に向けた業務の見直しと再現性向上のための装置導入・仕組みの構築
- ミッション背景
- 当社では品質向上を経営の重要課題と位置付けており、これまで人の技能に頼っていた工程の安定性に課題を感じている。今後、安定した品質を維持・向上させていくためには、属人化している作業や判断基準を見直し、再現性の高い業務フローの構築、及び、品質意識の醸成と現場主体の改善文化の定着が必要と考えている。
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株式会社美浜共同商事
- 業種
- サービス販売業
- ミッションテーマ
- 新たな事業の柱としてバイオマス窯の事業展開、及び新規事業の立ち上げ
- ミッション背景
- 当社は地方自治体、原子力発電事業者、地元企業等に貢献しながら地域発展を目指して事業を進めてきたが、近年では原子力発電所の廃炉が進み事業環境が厳しくなってきている。この状況を打開しようと2019年よりバイオマス発電事業に取り組んでいる。他には書類のPDFデータ化業務の受注も開始している。従来の事業だけでは企業としての成長が難しいと考えていることから新規事業の構想も出てきている。
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株式会社辻広組
- 業種
- 建設業
- ミッションテーマ
- 社員教育制度の確立
- ミッション背景
- 人材制度として、新卒に対する内定者研修や新人研修のプログラムは準備しているが、既存社員に対する教育制度(階層別教育制度など)が整っていない。
ベテラン社員による若手社員の指導は現場経験を基本としているが、明確な指導計画やマニュアルはない。
こうした背景から、今後は全社員を対象とした一貫性のある教育制度の確立を図り、継続的な人材育成を可能とする環境づくりを進めていく。
担当教員
担当教員は今後、順次追加される予定です。

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北島 啓嗣(きたじま ひろつぐ)写真:左から2番目
福井県立大学 副学長(地域連携)/経済学部経営学科 教授
- 略歴
- 三重県生まれ。企業等を経て2005年より福井県立大学。現在、福井県立大学経済学部・経済経営研究科教授。地域経済研究所兼担教員。中央大学経済研究所、政策文化研究所客員研究員。高橋亀吉賞受賞。専門はマーケティング、流通論。
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藤野 秀則(ふじの ひでのり)写真:右から2番目
福井県立大学 経済学部長/経済学部経営学科 教授
- 略歴
- 大阪府出身。2008年京都大学大学院エネルギー科学研究科博士課程修了。博士(エネルギー科学)。JR西日本・安全研究所を経て、2015年より福井県立大学経済学部に着任。2023年度より教授。2025年度より学部長。専門は安全管理論、ヒューマンインタフェース。
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杉山 友城(すぎやま ともき)写真:右
福井県立大学 経済学部経営学科 教授
- 略歴
- 専門は、地域マネジメント、中小企業経営。地方自治体専門職、税務会計系コンサルティングファーム勤務等を経て、2019年4月より、福井県立大学へ。主な著書として、『地域創生と文化創造』(単著)、『新しい地方(ふるさと)を創る』など。
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木下 和久(きのした かずひさ)
福井県立大学 経済学部経営学科 教授
- 略歴
- 専門は管理会計論。沖縄国際大学を経て、2012年10月より福井県立大学経済学部に着任、2025年4月より教授。主な著作は「優良中小企業の利益責任会計:株式会社TOKOの調査から」、"Orion Breweries Ltd.: success, new product development and contribution to post-war reconstruction and the regional economy in Okinawa" など。
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北野 康(きたの こう)写真:左
福井県立大学 経済学部経営学科 准教授
- 略歴
- 専門は、組織行動論。株式会社ファミリーマート勤務を経て、2023年4月より福井県立大学へ。主な著書として、『現代エンパワーメント経営研究』(共著)、『現代の経営組織論』など。
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