異業種交流
当組合は、異業種交流がより活性化されることを目的として、組合員さまへ「新製品の開発」「新市場の開拓」「新事業の創出」等のきっかけとなる、高度な情報および情報交換の場を提供しています。また、地域における中小・小規模連携、連動、協働は大きな力となりますので、私たちはコーディネーション機能の役目を果たすべく、組合員への訪問活動、情報収集を続けております。

目的達成のための産・学・官・金連携の推進
(産=民間、学=大学等、官=行政等、金=金融機関)
共創型企業・人材展開プログラム

様々な環境変化の中、地域企業・地域産業は北陸・金沢においても大きな変革が求められています。
「共創型企業・人材展開プログラム」では、大都市圏の中核人材を課題解決に取り組む地域企業とマッチングし、地域企業と中核人材が6ヶ月間、様々なステークホルダーと対話しながら新しい価値を生み出していく環境を提供することで、地域企業や中核人材の「共創」による変革を目指します。
地方での新しいワーク・ライフの創出と地域企業での新たなキャリア形成に興味がある高度な専門性を有する中核人材を地域企業へマッチングするとともに「金沢大学客員研究員」として新たに6名〜10名を受け入れ、金沢大学の教員や外部講師と協働しながら、県内の企業個々の経営課題解決支援に取り組みます。またプログラム修了後、客員研究員の地域内定着にも挑戦する取り組みです。
富山“Re-Design”ラボ

「富山 “Re-Design” ラボ」は、富山県の未来を担う企業と自身のキャリアをRe-Designし、地域企業の持続的な価値創造と外部中核人材による地域活性化を図る実践型リカレントプログラムです。
不確実な時代、地域産業、企業においても、これまでの成功や結果から導き出だすのではなく、未来を見据え自らを再定義し、最適解を導く“Re-Design”による変革が求められています。
この“Re-Design”の輪を地域へ広げるために、産学官金が連携し、大都市圏からの専門性やスキル、マネジメント能力を有する人材を富山大学の協力研究員として受入れ、未来に向け変革を進める企業とマッチングを行います。
協力研究員は半年間、地域に住みながら、富山大学のリソースを活用した特色あるリカレント教育の受講とマッチング先企業での経営課題解決の実践を行い、自身、企業、地域を深く見つめ研究を行います。
半年後の最終報告会において、自身と企業、地域の“Re-Design”シナリオと経営課題解決の取り組み成果を発表します。
ふくい企業価値共創ラボ

「ふくい企業価値共創ラボ」プログラムは、大都市圏の中核人材を福井県の未来を担う企業とマッチングし、企業の抱える経営課題の解決に取り組み、地域企業の付加価値の創造と外部中核人材による地域活性化を図る実践型リカレントプログラムです。
産学官金が連携し、大都市圏の中核人材(専門性やスキル、マネジメント能力を有する人材)を福井県立大学の協力研究員として受入れ、未来に向け変革を進める企業とマッチングを行います。
協力研究員は半年間、福井県に住みながら、福井県立大学のリソースを活用した特色あるリカレント教育を受講し、マッチング先企業での経営課題解決に取り組み、企業および自身の付加価値づくりに挑戦します。
共創BOOT CAMP @金沢

株式会社商工組合中央金庫 金沢支店、合同会社RBX、協同組合全国企業振興センターは、連携協定を締結し、企業変革への取り組みを支援するためのプログラムとして「共創BOOT CAMP」を開催しています。
「企業変革や新たな事業展開を行いたいが、なかなか思うように進めることができない‥」といった企業の悩み事に対して、取り組みの火種を作るための着火剤が必要です。
「共創BOOT CAMP」は、大都市圏から専門性の高いスキルを有し課題解決の即戦力になる人材(テーマ専門アドバイザー)を着火剤として地域企業とマッチングし、企業課題の解決の方向性と明日から取り組める解決プランを得ることのできる、短期集中型のプログラムです。
「産・学・官の連携」
AIとドローンの活用

AIと赤外線カメラを用いた道路のり面の戦略的次世代型点検支援システムの開発プログラムとして大学と企業との連携で赤外線カメラ搭載ドローンとAIによるインフラ点検の実装に向けた共同研究を実施し、行政の協力で様々なフィールドで観測調査ならびにAI分析検出検証を行いました。
従来の点検作業との点検比較シミュレーションを実施し、現状の課題に対して充分な効果を上げています。
セミナー
アイコックでは、組合員の課題解決のために定期的に訪問し、情報収集を行っています。多くの方々が抱える共通の課題に対しては、専門講師によるセミナーを企画・開催し、課題解決に向けた戦略や取り組みの共有の場を提供しています。また、セミナー後は、組合員のご要望に応じた提案やアフターフォローも行い、さらなるサポートを提供しています。
人材確保の悩み解決セミナー/実践勉強会
組合員企業の経営者・人事担当者を対象に、「採用」「定着」「人材育成」といった企業の共通課題に対して、適切なコストで効果的な“今すぐできる行動”をご提案し、担当者1名でも実行できる「具体的な取り組み」について、ともに学び、ともに実践するセミナーを実施。
セミナーでは、採用〜定着、人材育成の手法など人事に係わるポイントを解説したほか、リアルタイムアンケートによる自社と他社との比較や、参加者同士の意見交換などを通じて、理解を深めました。
また、会場は金城大学 総合経済学部にて実施、今後の卒業生へのリクルーティングにつなげる機会となっています。
セミナーのうち、反響の高かった内容について、今後は共同事業として勉強会の開催を企画。より専門的な知識と実践を交えながら、組合員企業の課題解決につなげる機会提供としています。
電子帳簿保存法+インボイス制度再確認セミナー
令和5年10月から施行されたインボイス制度および、令和6年1月から改正となった電子帳簿保存法への対応について、組合員の経理担当者などを対象に、制度開始の前後にてセミナーを実施。
当初の情報提供をはじめ、電子取引データ保存への対応が本格的に義務化されてから、各社で一通りの対応は完了させたが、現在の対応に課題を感じている、経理業務が煩雑化していて困っている、などまだまだ様々なお悩みを抱えているといったニーズに対し、制度の理解を目的としたセミナーとしました。
このセミナーでは、専門家による制度理解のための解説と、当組合でも利用が多いETC高速料金の取り扱いについても触れ、電子取引データの保存方法や、「デジタル化」が進む経理処理について、今後どのように進めていけば良いかなどを学びました。