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AIとドローンの活用

のり面劣化診断システム
~AIと赤外線カメラ搭載ドローンを用いた戦略的次世代型点検支援システムの開発と実装~

〔概要〕
高度経済成長期に大量に施行された「道路のり面」は、「浮き」や「ひび割れ」の劣化が問題となっている。そこで、AI・UAV・赤外線カメラを用いて「道路のり面」に非接触で診断可能な新たな点検支援システムを開発し、課題解決を目指す。
〔背景・課題・ニーズ〕
モルタル吹付のり面は高度経済成長期に多く施工され、昭和40年代後半の施工量は800万m²/年。

限られた人員や予算の中でより適切な維持管理が重要となってくる。

現状の点検方法

路上からの目視観察により劣化・老朽化・変状を抽出
路上からの調査で点検が難しい箇所は高所作業車、のり面小段に登る、打音検査など行う

上記方法では時間と費用がかかる→ドローンと赤外線カメラを用い効率的な点検が可能

〔赤外線カメラによる診断方法〕

調査対象としたのり面の可視光画像(左)と赤外線画像(右)
UAVに搭載した赤外線カメラを用いて浮き上がる異常箇所と正常箇所の温度変化を把握し、Aiを用いた
画像解析システムにて自動検出する。

AIが自動で損傷箇所を診断→点検員にわかりやすく損傷箇所を示すシステム

〔事業実施団体(連携体)の構成〕

〒920-8203 石川県金沢市鞍月4丁目24番地
TEL.(076)226-1111(代) FAX.(076)204-5011